戻る


2006年 1月10日号


次へ
   
 新年明けましておめでとうございます。今年は戌年です。昔の商人は「犬も歩けば棒に当たる」という諺を例えに出して、コツコツと継続し、努力することの大切さ、尊さを番頭達に言って聞かせていました。
 昨今は時代が変わり、インターネットの普及等で、瞬間的に億単位の金額を稼ぐ者、企業買収を通じて短期間に急成長する企業が注目を浴びています。
 しかしながら、時代に合わせて変えていくもの、時代が変わっても変えてはいけないものの区別をしっかりと持ちながら、皆様にとりまして「わんダフル」な年になりますよう、光陽のスタッフ一同頑張って参ります。本年も宜しくお願い致します。

  代表取締役 川端 登
 
昨日、弊社施工の「ソーラーサーキットの家」に1年以上お住まいのお客様に「住みごごち」に関するアンケートを実施させて頂きました。計14組のお客様より全8項目にわたり貴重なご意見を頂戴することが出来ました。
 以下おもだった項目を掲載させて頂きたいと思います。
 近年弊社では「ソーラーサーキットの家」を分譲住宅に導入し一層の普及を目指してきましたが、よりお客様の視点に立ち今後のプロジェクトにこのアンケートを役立てて行きたいと思います。

Q.SCの家に「快適さ」を感じていますか
・夏、外から帰った際涼しさを感じ
 ます。
・結露が無いこと。
・家中どこにいても温度差を感じ
 ない。
・冬場特に感じています。暖房機
 はほとん ど不要、コタツ、ホッ
 トカーペットでOKです。
・湿気が少なく夏に蒸し暑さを感
 じない。
・空気が安定している。・暖かい。
・近くに電車が走っているのに全
 く音が気にならない。
・以前の家に比べて暑さ寒さを感
 じない
 多くのお客様に「快適さ」を感じて頂いている様です。「高気密・高断熱」の特徴を生かした「涼しさ・暖かさ」の他、遮音性の高さも特徴です。

Q.SCの家に「不便さ」を感じていますか

・吹き抜け部分が広すぎて寒い。
・料理の臭いが家中廻りやすい。
・家の中で音が響く。話し声が筒抜け。
・給気口にホコリが溜まりフィルターが
 汚れる
・リビングに吹き抜けが有るのでプライ
 バシーが保ちにくい
 「快適さ」に対し「不便さ」のご意見もいただきました。屋内の気温を一定に保つための「吹き抜け」も時として弊害となる場合があるようです。
明けましておめでとう御座います!
 昨年より大型建築物の「構造計算書偽造問題」が世間をに騒がせておりますが、その影響でマンションの販売に大きな影響が有るようです。光陽では問題になっている設計事務所との関わりが一切無いことを、オーナー様各位にご連絡済みであります。何か少しでも不安な点が有りましたら、ご質問頂ければご回答致します。
私たちは同じ技術者として、構造計算書の偽造を行うこと自体理解出来ない行為です。構造は直接生命の危険に関わるところであり、どの様な理由が有ろうとも許される行為ではありません。危険性をいかに回避することが出来るかを考え、それを設計するのが私たち技術者の使命です。同じ建築士としてとても残念な行為です。
一般の方々は、こと「建築」という技術的なことに関して理解をされている方は少ないと思いますが、その中でも構造的なことになるともっと分からないというのが普通だと思います。そんなことから、光陽では、元々木造に関しては、住宅性能保証機構に加入し、第三者機関による検査を行い、建物に対する10年の保証を設けておりました。
 今年からはその保証が20年になる、日本住宅保証検査機構(JIO)に加入し、今まで以上の厳しい検査を受け、品質確保を行っていくことになりました。”人のふり見て、我がふり直せ”ではないですが、光陽は今年もより一層、襟を正して頑張ってまいります。そんな光陽を本年もどうぞ宜しくお願い致します!
 社内レイアウトの変更に伴い、モデルハウスで活躍していた「ソーラーサーキット」模型展示スペ
ースを設けました。実物の材料を使い、実物の大工さんによる施工ですので、SCの家の特徴を肌で感じる事ができます。是非一度ご覧ください。

SCの模型です

在来工法です

空気の流れがわかります



 次回2月号より編集担当が変わります。今後は社員4人での「かわらばん委員会」を設置し、より良い「かわらばん」を作成していきます。今後ともよろしくお願いします。