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2006年 8月10日号

   
 ギラギラと輝く太陽の下の「ひまわり」を見ると一面に「ひまわり」が咲く情景を思い出すのは私だけではないと思います。
 ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニ共演の
映画、「ひまわり」の冒頭シーンと重なってしまいます。
 編集者位の年代の方々はご覧になったことがあると存じますので内容は省かせて頂きます。
 記憶というものは、不思議なもので一寸した刺激が脳にあると色々な事が思い出されます。人間の脳神経細胞は2、3才で半分になりそれ以降の年齢の方は老若男女を問わず変わらないようです。
 キネマ旬報社で第1回目の「映画検定」が行われ受験生も多かったそうです。1級から4級と試験のコースがあり映画通の方は手始めに4級に挑戦しても面白いと思います。
編集者


 
 事業者の悪質な勧誘などや不当な契約から消費者を守るための「消費者団体訴訟制度」が参議院で可決し成立しました。来年6月にも施行される見通しです。

 これまで消費者団体は、事業者に改善や抗議行動ができても不当な行為を差し止める裁判は起こせず被害者が業者と争うしかありませんでした。
 この制度により、首相が認定する「適格消費者団体」が、業者の悪質な勧誘行為などの差し止めを求める裁判を起こせるようになります。その結果として、被害の未然防止や被害拡大をくい止める効果が期待されているようです。
 例えば、賃貸で原状回復の際に、不当に負担を負わせた場合に入居者が消費者団体に相談し消費者団体が家主を訴える場合も考えられます。
 消費者契約法でいう不当な勧誘行為や契約条項として次の条項を想定しているようです。
不当な勧誘行為
@不実告知
A断定的判断の提供
B不利益事実の不告知
C不退去
D監禁
不当な契約行為

@事業者の損害賠償責任を免除する条項
 (例:一切賠償責任を負わない)
A消費者が支払う損害賠償額を予定する条項
 (例:消費者が解約した場合、代金を返済しない)
B消費者の利益を一方的に害する条項
 (例:賃貸での加重な現状回復負担)

 これからは、ますます消費者・事業者間の契約に関し事業者の不当行為があった場合は、消費者は契約の取消しや条項の無効を主張出来るようになります。
 
 じめじめした梅雨もやっと終わったと思ったら、暑い夏。
 暑くてじめじめ、こんな夏をいかに快適に過ごすか!そんな工夫を考えてみたいと思います。

まずは室温を上げない工夫
 室温の上昇は、外気の温度上昇によるものと、開口部からの日差しによる室内音の上昇があります。もちろん住んでいる人間の輻射熱というのもありますが、これは無くすわけにはいきませんので、この中で押抑えることが出来るのが、開口部からの日差しによる温度上昇です。太陽光は窓のガラスを通り室内の壁や床を暖め、その暖められた部分からの輻射熱で室温も上がってしまいます。カーテンやブラインドで遮ることは出来るのですが、出来れば外部で遮ると効果的です。窓の外部に、よしずを立てかけたり、スダレをかけて日差しを遮りかつ、通風をよくする事により室温の上昇を抑える事が出来ます。

それから建物外部の温度を下げる工夫です
 昔から良くやられていた打ち水です。但し、日向で熱せられたアスファルトやコンクリートに行っても、逆に蒸し暑くなってしまいますので、日陰や、日が傾きだしてからの方が効果的です。それだけで2〜3℃気温が下がると言われています。
 夜になって気温が下がり始めたら、積極的に外気を取り入れ室温を下げられればなお良いと思います。
 暑ければエアコンを点ければいいと言う方も居るかもしれませんが、出来るだけ機械に依存しない工夫が出来ればと思います。人の体は熱ければ汗をかいて温度調整をします。汗をかかなければいけない夏に体を冷やしてしまうのは、体にとって良いことではありませんし、エアコンをかければ外気温も上昇します。体にも地球にもあまり良い事は無い様です。もちろん、我慢しすぎも体に悪いですけどね!でも少しの工夫で体も地球も健康でいられるなら、やってみる価値は有りそうですよね。 

 2011年7月24日に現在放送されている、アナログテレビ放送は終了します。 何故、デジタル化にする必要があるのでしょうか?
 それは、電波はもう目いっぱい使われていてアナログ放送のままではもうチャンネルが足りなくなっているのです。デジタル化にすれば中継局で同じチャンネルを使っても混信の影響を受けにくいので、大幅にチャンネル数を減らすことができ、空いたチャンネルには今後の更なる情報通信技術活用社会、情報化社会の発展の為に利用出来る様になるからです。テレビは全国約4,800万世帯にあり、その全てがデジタル化する事で誰もが情報化の恩恵を受けられる社会にするよう日本が進めている重要な施策だからです。